クマザサはイネ科の植物。京都が原産地とされていますが、南は鹿児島県の屋久島から北海道まで全国各地で自生しています。なんと約60〜120年もの間、枯れることなく生き続ける驚異の生命力をもっており、土の中に2メートルもの根を張って養分を吸い続けます。古くから薬草として利用され、殺菌作用から笹団子、 笹寿司、チマキなど食べ物にも多く使われてきました。
クマザサのチカラ!胃腸を整え、綺麗な血液を作る助けをする「葉緑素」が豊富
9月病とは?無気力・疲労感・頭痛・食欲不振・消化不良・不眠・過眠・不安感・焦燥感
9月病とは、もともとはヨーロッパなどのように夏休みが長期にわたる場合に、いわゆる「休みボケ」のような状態になることを指していました。日本の場合は特に夏休みが長い訳ではありませんが、仕事などの慢性的なストレスに加えて、夏の暑さによる体力低下などよって心身に不調を訴えることが多く、これを9月病と呼んでいます。
イチジクのチカラ!水溶性の食物繊維である「ペクチン」ミネラル、ビタミンB6など様々な栄養
イチジクは、クワ科イチジク属です。原産地はアラビア南部で不老長寿の果物とも呼ばれていました。イチジクは漢字では「無花果」と書くため花が咲かないように思われますが、実の中に小さな花をつけます。しかし、外側からは花が見えないため「無花果」と書かれるようになったと言われています。
イチジクの語源には色々な説がありますが、毎日1つずつ熟すので「一熟」から変化した、という説が有名です。
逆流性食道炎とは?呑酸(どんさん)・咳・喘息・声枯れやノドの違和感
逆流性食道炎とは、胃酸や十二指腸液が食道に逆流することにより、食道に炎症が生じる疾病です。もともと日本には少ない疾病でしたが、食生活の欧米化にともない増加してきました。
通常は、食道と胃の境界付近にある「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」という筋肉が食道を塞ぐことにより、胃液などの逆流を防いでいます。また、食道の蠕動運動(ぜんどううんどう・口から胃へ食べ物を運ぶ運動)も胃の内容物の逆流を防ぐ働きをしています。しかし、この働きが弱くなると食道内に胃液が入り込み不快な症状を引き起こします。
ヨモギのチカラ!煎じる・嗅ぐ・風呂に入れる・塗るなどして昔から重宝されている植物
ヨモギはキク科の多年草で、別名モチグサ(餅草)、エモギ、サシモグサ、サセモグサ、サセモ、タレハグサ、モグサ、ヤキクサ、ヤイグサなどと呼ばれています。本州以南の日本、朝鮮半島および南西諸島から台湾に分布し、山野に普通に見られる植物です。夏から秋にかけて茎を高く伸ばし、目立たない花を咲かせます。