イチジクは、クワ科イチジク属です。原産地はアラビア南部で不老長寿の果物とも呼ばれていました。イチジクは漢字では「無花果」と書くため花が咲かないように思われますが、実の中に小さな花をつけます。しかし、外側からは花が見えないため「無花果」と書かれるようになったと言われています。
イチジクの語源には色々な説がありますが、毎日1つずつ熟すので「一熟」から変化した、という説が有名です。
イチジクのチカラ!水溶性の食物繊維である「ペクチン」ミネラル、ビタミンB6など様々な栄養
逆流性食道炎とは?呑酸(どんさん)・咳・喘息・声枯れやノドの違和感
逆流性食道炎とは、胃酸や十二指腸液が食道に逆流することにより、食道に炎症が生じる疾病です。もともと日本には少ない疾病でしたが、食生活の欧米化にともない増加してきました。
通常は、食道と胃の境界付近にある「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」という筋肉が食道を塞ぐことにより、胃液などの逆流を防いでいます。また、食道の蠕動運動(ぜんどううんどう・口から胃へ食べ物を運ぶ運動)も胃の内容物の逆流を防ぐ働きをしています。しかし、この働きが弱くなると食道内に胃液が入り込み不快な症状を引き起こします。
ヨモギのチカラ!煎じる・嗅ぐ・風呂に入れる・塗るなどして昔から重宝されている植物
ヨモギはキク科の多年草で、別名モチグサ(餅草)、エモギ、サシモグサ、サセモグサ、サセモ、タレハグサ、モグサ、ヤキクサ、ヤイグサなどと呼ばれています。本州以南の日本、朝鮮半島および南西諸島から台湾に分布し、山野に普通に見られる植物です。夏から秋にかけて茎を高く伸ばし、目立たない花を咲かせます。
過敏性腸症候群とは?ストレスをためやすい方はご注意を。規則正しい生活が大切
過敏性腸症候群とは、腸の検査をしてもポリープ、炎症といった異常がないにも関わらず、慢性的な便秘や下痢が起こる状態です。便秘、下痢が発生する際には痛みを伴いますが、排便すると痛みが軽くなります。20~40代に多く、ストレスの多い先進国に多い病気です。死に至るような病気ではありませんが外出先での急な発症などでQOL(生活の質)を著しく低下させてしまうため非常に深刻な問題です。
ゴマのチカラ!「白ゴマ」「黒ゴマ」「黄ゴマ(または金ゴマ)」抗酸化物質「セサミン」
ゴマは、ゴマ科ゴマ属の一年草です。主に種子を食用として利用しています。
ゴマは、種皮の色によって「白ゴマ」「黒ゴマ」「黄ゴマ(または金ゴマ・茶ゴマと呼ばれることもあります)」の3種に分かれます。欧米では白ゴマがほとんどであり、アジアでは白黒半々、黄ゴマは主にトルコで生産されています。