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ナツメのチカラ!鉄分やカリウム、マグネシウムが豊富。葉酸などビタミンB群、植物繊維、サポニンなども

果物のチカラ 2016年6月22日

ナツメはクロウメモドキ科の落葉高木で、和名は夏に入って芽が出ること「夏芽」に由来します。果実は乾燥させたり(干しナツメ)、お菓子の材料として食用とされます。日本では甘露煮にし、おかずとして食卓に並ぶ習慣が古くから飛騨地方のみで見受けられます。韓国では薬膳料理として日本でも知られるサムゲタンの材料に使われる他、「テチュチ茶(ナツメ茶)」と称して飲用されます。中国では「毎日3個のナツメを食べれば、年を取っても老いが現れない」、また「神仙の食」と言われることから、300年以上も昔から滋養食として珍重されてきました。

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口内炎とは?体調のバロメーター。ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足

身近な病気 2016年6月15日

「口内炎」とは、口の中(口腔)や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。その中で特定の場所にできる場合は、歯茎にできれば「歯肉炎」、舌にできれば「舌炎」、口角にできれば「口角炎」と呼ばれます。口の中は食事をしたり、呼吸をしたりするために常に外部と接しており、細菌、ウイルス、ほこりなどが付着、侵入する可能性が高い部分です。鼻や内臓に通じるのどとも繋がっているので、部位により様々な粘膜で覆われて防御されていますが、侵入した細菌などによって炎症を起こすことがあります。

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モモのチカラ!食物繊維(ペクチン)、ビタミンE、ナイアシン、カリウム、アスパラギン酸など

果物のチカラ 2016年6月8日

桃はバラ科モモ族の落葉小高木です。夏には水分が多く甘い実を付けます。原産地は中国で、紀元前4世紀ごろにシルクロードを通ってペルシアを経由してヨーロッパに伝わりました。そのため英語名の「ピーチ」は「ペルシア」が語源となっています。日本では縄文時代の桃核が発見されており、これが国内最古だといわれています。明治時代になると、甘みが強い「水密桃系」の桃が輸入され広がりました。今日本で流通している食用桃のほとんどは、この水密桃系を品種改良したものです。

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慢性疲労症候群とは?微熱・頭痛・のどの痛み、疲労感、睡眠障害、気分障害

身近な病気 2016年6月1日

慢性疲労症候群とは、原因不明の疲労が6ヶ月以上続く状態のことです。よく「慢性疲労(まんせいひろう)」と混同されますが、まったく別物です。慢性疲労症候群は、肉体はまったく疲れていないのに疲労感を感じてしまい体が動かなくなる病気で、休憩しても改善はしません。
慢性疲労症候群の診断基準が1988年と比較的遅く、1990年代ごろから日本でも症例が報告されるようになり、現在も患者数が増え続けています。

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カボチャのチカラ!「西洋カボチャ」「東洋カボチャ」完全に熟すとビタミンAが豊富

野菜のチカラ 2016年5月25日

276632カボチャはウリ科カボチャ属の総称です。原産は南北アメリカ大陸で、主な生産地は中国、インド、ウクライナなどです。カボチャの語源は「カンボジア」のポルトガル語である「カンボジャ」と言われています。他にも「唐茄子(とうなす)」や「南京(なんきん)」などとも呼ばれますが、これは中国語由来の名前と言われています。

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