いよかんは日本が原産のみかん。その歴史は比較的浅く、明治時代に山口県の現在「萩市」の農園で偶然生まれた品種です。当初は山口県の地名から「穴門みかん」と呼ばれていましたが、その後、愛媛県に運ばれ、そこで主に栽培されたことから地名の「伊予」をとって「伊予みかん」となりました。
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人は高齢になると、失うものが多くなります。退職、子供の自立、家族や友人の病死など。そうした大きな環境の変化や、心身の衰えが重なり、うつ病になりやすいといわれています。
近年では65歳以上の人がかかるうつ病のことを「老人性うつ」とも呼び、周知が進んでいます。
ユリ根のチカラ!生産地や旬の時期について ホクホク食感 優しい甘さとほろ苦さ
ホクホクとした食感で、優しい甘さとほろ苦さが特徴のユリ根。
たくさんの鱗片が重なる様子が、「歳を重ねる」「子孫繁栄」また「和合」に通じるとして、おせち料理に定番の食材です。
秋から冬にかけて旬を迎え、最盛期は正月に向けた12月。
とてもデリケートで、傷がつくと変色しやすいため、おがくずに入った状態で販売されています。
懐石料理などにも重宝され、その多くは京都や関西圏で消費されますが、実はほとんどが北海道産。全国シェアの約98%以上にものぼります。
そんなユリ根の栽培にはとても手間暇がかかり、種球をつくるのに3年、そして畑に植え付けてさらに3年の合計6年ほどかかるうえ、毎年畑を植え替えねばなりません。
さらに一度植えた畑には最低でも7年は再び植えることができないといいます。
栄養面では老廃物の排出を促すカリウムが野菜の中でもトップクラスの含有量を誇り、また、食物繊維がごぼうに迫るほど多いといわれます。