タマネギは世界中で利用されている野菜です。旬は春と秋の2回で、本州の春どりと北海道の秋どりにより、年中を通じて安定して出荷されています。タマネギの原産地は中央アジアで、古代よりヨーロッパからインドにかけて栽培されてきました。日本には、明治初期にアメリカから導入され、北海道と大阪の泉南地方で栽培が試みられました。
タマネギのチカラ!臭いの成分アリシンがもたらす作用とは?不眠や消化促進に
鉄欠乏性貧血とは?鉄分の不足による体の不調について 原因と予防
貧血とは、血液中の赤血球が少なくなってしまうと発生する症状です。赤血球は、体中に酸素を運ぶ働きをしています。そのため、赤血球が少なくなると、体中で酸素が欠乏し、様々な症状が発生します。貧血には、様々な種類がありますが、その中でも、全体の約7割を占めるものが鉄欠乏性貧血です。赤血球を構成する「ヘモグロビン」は、鉄を原料としているため、何らかの原因により体内の鉄分が不足するとヘモグロビンが減少し、その結果として貧血の症状が表れます。
モズクのチカラ!ぬめり成分の正体とは? 生活習慣病予防や美容に
モズクは温海域および暖海域の波静かな外海で、春から初夏にかけて生育する一年生の海藻です。一般的にモズクと呼ばれる海藻は、モズク科とナガマツモ科の褐藻類を総称します。本来のモズク科のモズクは、絹モズクや細モズクと呼ばれる細くて柔らかな高級品です。長さ30~40cmの糸状の海藻で、よく枝分かれしており、※ホンダワラ類の海藻の枝によく着生し、絡まって生育します。モズクの名前はこの「藻につく」ことに由来しています。
五月病・六月病とは?精神的・身体的な症状について 環境の変化にご注意を
「五月病」「六月病」は、正式な医学用語ではありません。また、どのような症状がでたら五月病か、というきちんとした定義もなく、医学的には、これらの症状は「適応障害」と診断されます。その名からわかるとおり、原因は主に環境の変化と言われています。
五月病という名前は、大学1年生が、5月の連休後にこの症状に陥りやすいことに由来しています。入学直後の4月には新しい環境への期待があり、やる気に満ち溢れています。しかし、その新しい環境に適応出来ないでいると、受験勉強のストレスも手伝って、人によっては「うつ病」に似た症状が出てしまいます。
甘草(カンゾウ)のチカラ!去痰、のどの痛み止めなど生薬でおなじみ
甘草は、漢方に処方される重要な生薬です。甘味は特異的で砂糖の50倍以上の甘さがあり、薬用はもちろんのこと、醤油、煙草、菓子などの甘味剤に利用されます。日本でも古くから栽培されていたようで、現在は、北海道などで多少ですが栽培されています。