※2023年4月17日 一部内容を訂正いたしました。
文中にレンコンのネバネバ成分について「ムチン」という名称を使用しておりましたが
近年ではムチンは動物粘膜に含まれるもので、植物にはないとの見解となっております。
そのため、お詫び申し上げるとともに訂正させていただきました。
レンコンとは、ハスの地下茎が肥大したものです。原産地はインドで、主に沼沢地や蓮田で栽培されます。日本国内では、出荷量は茨城県が1位で、特に土浦市・かすみがうら市、稲敷市で盛んに栽培されています。
奈良時代初期に編集された『常陸風土記』に、「神世に天より流れ来し水沼なり、生ふる所の蓮根、味いとことにして、甘美きこと、他所に絶れたり、病有る者、この蓮を食へば早く差えて験あり」と記されているように、古くから非常に体によいものとされてきました。