近年、私たちの寿命は伸び続け、日本人は平均83・7歳となりました。しかし、元気に自立して過ごせる「健康寿命」は平均寿命よりも約10年ほど短いとされています。ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)とはそんな健康寿命を短くする原因の一つ。骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、立つ、歩くなどの機能が低下し、日常生活に支障をきたしている状態のことをいいます。進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。
体の不調
ロコモティブシンドロームとは?「運動器自体の疾患」と「加齢による運動器機能不全」
狭心症とは?「労作性狭心症・安静時狭心症」胸、背中の痛み、左肩のしびれや痛み、頭痛、呼吸困難
私たちの心臓は1日に10万回もの振動を繰り返し、それを取り囲むようにある血管、冠動脈が栄養を送ることで動いています。「狭心症」は、その冠動脈の血流が悪くなることで起こる病気です。主な原因は動脈硬化。冠動脈の内壁にコレステロールがたまり、血管が狭くなることで心臓に十分な血が行き渡らなくなります。
低体温とは?血行不良、免疫力低下、自律神経の乱れ、肌トラブル 原因と対策について
「低体温」とは、字のごとく体温が低いことです。本来、平熱は36~37度ですが、それが36度を下回っている状態。しかし、よく耳にする「低体温症」とは違います。
こちらは厳しい寒冷環境や身体の機能低下により体の中心部が35度以下になることで、生命の危険にもつながる状態のこと。
加齢黄斑変性とは?「滲出型」と「萎縮型」日本で失明原因の第4位 ものが歪む 黒い丸が見える
加齢が原因で起こる目の病気です。欧米では成人の失明原因第1位。
日本でも失明原因の第4位となっています。
早い人では40代で発症、50歳以上の約1%にみられ、その確率は高齢になるほど上がります。
ほてりとは?「ホットフラッシュ」緊張、ストレス、女性ホルモン、疾患、予防について
一般的には、異常な熱感のことを「ほてり」といいます。手や足など色々なところで発生しますが、その中でも頭や顔で起こったものを「のぼせ」といいます。精神的に恥ずかしい思いをすると発生しますが、それ以外にも様々な原因により発生することがあります。
大量の汗を伴い、ほてりの後に悪寒を感じる「ホットフラッシュ」という症状もほてりの一種です。