翼状片とは、白目の部分を覆っている半透明の膜(結膜)が、黒目に三角状に入りこんでくる病気です。鏡で自分の目を見れば症状が一目瞭然なのでセルフチェックをしてみてください。通常は、鼻側から白目が侵入してきますが、ひどい場合は両側から症状が発生してきます。初期症状はありませんが、病気が進行してくると視力が下がるため、早期発見が大切です。また、下から上に結膜が伸びてくることがあります。これを偽翼状片といいます。
体の不調
翼状片とは?白目への刺激に注意。コンタクトが原因になることも
9月病とは?無気力・疲労感・頭痛・食欲不振・消化不良・不眠・過眠・不安感・焦燥感
9月病とは、もともとはヨーロッパなどのように夏休みが長期にわたる場合に、いわゆる「休みボケ」のような状態になることを指していました。日本の場合は特に夏休みが長い訳ではありませんが、仕事などの慢性的なストレスに加えて、夏の暑さによる体力低下などよって心身に不調を訴えることが多く、これを9月病と呼んでいます。
逆流性食道炎とは?呑酸(どんさん)・咳・喘息・声枯れやノドの違和感
逆流性食道炎とは、胃酸や十二指腸液が食道に逆流することにより、食道に炎症が生じる疾病です。もともと日本には少ない疾病でしたが、食生活の欧米化にともない増加してきました。
通常は、食道と胃の境界付近にある「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」という筋肉が食道を塞ぐことにより、胃液などの逆流を防いでいます。また、食道の蠕動運動(ぜんどううんどう・口から胃へ食べ物を運ぶ運動)も胃の内容物の逆流を防ぐ働きをしています。しかし、この働きが弱くなると食道内に胃液が入り込み不快な症状を引き起こします。
動悸とは?興奮、ストレス、医薬品の副作用やうつ病など様々な原因と予防・対処法
動悸とは、心臓の脈拍が自分で感じられる状態のことです。恐怖を感じたり感動したり運動したりすると動悸が発生しますが、何もしていないときにも発生することがあります。時には大きな病気によって動悸が引き起こされていることもあるので注意が必要です。動悸というと心拍数が上昇していると思われる方もみえますが、実際は必ずしも上昇してる訳ではなく、徐脈(じょみゃく 脈拍が遅くなる不整脈)の時に発生することもあります。
ドライマウスについて 中高年に多く、薬の副作用や口呼吸も原因に。よく噛んで食事をとる
ドライマウスは、何らかの原因により唾液が減少することにより、口内が乾燥する症状です。発症者は年々増加傾向で、推定で800万人、予備軍は3000万人といわれています。発症するのは中高年が中心で、全体の80~90%は女性が占めています。ドライマウスになると、様々な口腔内の病気にかかりやすくなるため、歯科医も注意するように呼びかけています。