「五月病」「六月病」は、正式な医学用語ではありません。また、どのような症状がでたら五月病か、というきちんとした定義もなく、医学的には、これらの症状は「適応障害」と診断されます。その名からわかるとおり、原因は主に環境の変化と言われています。
五月病という名前は、大学1年生が、5月の連休後にこの症状に陥りやすいことに由来しています。入学直後の4月には新しい環境への期待があり、やる気に満ち溢れています。しかし、その新しい環境に適応出来ないでいると、受験勉強のストレスも手伝って、人によっては「うつ病」に似た症状が出てしまいます。