紫芋は、サツマイモの一種です。サツマイモはメキシコ中央部が原産と考えられています。日本へは17世紀の初めに中国から沖縄に伝えられ、その後薩摩に伝えられました。薩摩で栽培が始まったことから「薩摩いも」と呼ばれるようになりました。紫芋は、中まで紫色をしています。サツマイモの本来の栄養であるβカロチンやビタミンB1、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、食物繊維に加え、ブルーベリーや赤ワインに含まれる「アントシアニン」という色素が豊富に含まれています。
紫芋のチカラ!「アントシアニン」をはじめβカロチンやビタミンB1、ミネラル、食物繊維が豊富
肝機能障害とは?肝硬変、肝臓がん「黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)」「むくみ」自覚症状にご注意を
肝機能障害とは、肝臓が何らかの異常によって障害を受けることにより、正常に機能しなくなることをいいます。肝臓は、働きが悪くなっても自覚症状が少ないため、健康診断や人間ドックなどで指摘されるまで気づかない場合がほとんどです。しかし、症状がないからといって放置すると、肝硬変、肝臓がんといった重篤な病気に発展することがあります。
スモモのチカラ!「プラム」ペクチンが豊富で便通に。クエン酸、リンゴ酸
スモモは、バラ科サクラ属の落葉小高木です。漢字では、「李」や「酢桃」と書きます。英語では、「プルーン」や「プラム」と呼びます。スモモは、古事記に出てくるほど古くに日本に渡来しました。
花期は初春で白い花が咲きます。果実は、種類により収穫時期が異なりますが、6月下旬から9月頃に収穫できます。
片頭痛(へんずつう)とは?「予兆」ストレスやホルモンバランスの変化にご注意を
片頭痛とは、頭痛の一種で、偏頭痛と書かれることもあります。片頭痛は、頭の片側からこめかみにかけて「ズキンズキン」「ガンガン」と脈打つように痛みます。頭の両側や後頭部が痛む場合もあります。痛みがひどい場合は、吐き気を伴い、仕事や勉強が手につかなくなったり寝込んだりすることもあります。片頭痛が起こっている間は、音や光に過敏になっていて、ふだんは気にならない程度の光や音でも異常に気になることがあります。
ハトムギのチカラ!生薬「ヨクイニン」胃に良い、痛みの暖和、イボ取り、美肌保全にも
ハトムギは、中国南部からインドシナ半島、熱帯アジア原産で古くに日本に渡来しました。現在全国で栽培されている1年草です。鳩が好むので、網などで防御して栽培します。
ハトムギは、9~10月頃に刈り取って日干しにします。これを生薬でヨクイニンといいます。ヨクイニンは、胃に良いとされています。また、痛みを和らげたり、イボ取り、美肌保全にも利用されています。ヨクイニンはお茶を飲むように煎じて飲みます。また、お米と混ぜて煮て粥を作り毎日食べると肌によいといわれています。