日本人の平熱は、性別や年齢などにより若干の違いはありますが、通常36度~37度くらいと言われています。しかし、実際に体温を測ると、36度未満の方が増えています。女性の場合、生理の周期によって体温が変化するので一概には言えませんが、常に平熱が36度未満の場合は「低体温」の疑いがあります。
身近な病気
低体温とは?免疫力の低下、新陳代謝の低下、自律神経失調症・更年期障害。生理痛、不眠症
スギ花粉症とは?「くしゃみ」「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみ、涙目」
スギ花粉症は、日本で一番多い花粉症で、花粉症患者の7割、およそ2500万人が患っているといわれています。これは、スギ林が全国の森林面積の18%、日本の国土の12%を占めており、この大量のスギが生み出す花粉量の多さが直接の原因となっているためです。そのため、スギの木がない沖縄県や花粉の飛散量が少ない北海道では、スギ花粉症患者は大変少なくなっています。
結核とは?「たん」「せき」「倦怠感」「微熱」せきが長期間続く場合は要注意
結核とは、結核菌によって発病する病気です。
明治時代から昭和20年代まで、「国民病」または「亡国病」と呼ばれ、日本の死亡原因の1位となっていました。
その後、生活環境の改善、医療の発達などにより減少しましたが、今でも年間2~3万人の患者が発生しています。
結核菌は人体の様々なところに住み着きますが、約9割が肺です。
結核は、患者がせきをすることによってうつります。(空気感染・飛沫感染)
冷え性とは?女性特有の症状「血行不良」ホルモンの変動と自律神経の乱れが影響
冷え性とは、ただの寒がりとは違い、他の部分ではなんともないのに体の特定の部分だけ冷えている、または他人は寒がっていないのに自分だけが寒く感じる場合をいいます。この冷え性は言い換えると「血行不良」ともいえます。動脈硬化などにより、毛細血管まで温かい血液がまわらなかったり、外の気温により毛細血管が縮んでしまい、元に戻らず血行が悪くなり、血液の行き届きにくい手や足の先に影響がでます。
起立性低血圧とは?加齢 、血液の減少、動脈硬化や糖尿病、自律神経の機能不全、寝ている状態が長い
起立性低血圧とは、寝ている、または、座っている状態から立ち上がったときに、血圧が過度に低下する異常です。脳への血流が悪くなり、立ちくらみ、めまい、症状が重たくなると倦怠感や頭痛、失神などが起こります。転倒をして大怪我に繋がる可能性もありますので、注意が必要です。10代や産褥期の女性にも多くみられますが、特に高齢者がなりやすいとされています。
なぜなら、重力に対する抵抗力や、脳の血圧を調節する機能、心臓のポンプ機能が低下、体の動きに合わせた、血流のコントロールがうまくいかなくなっているからです。