過敏性腸症候群とは、腸の検査をしてもポリープ、炎症といった異常がないにも関わらず、慢性的な便秘や下痢が起こる状態です。便秘、下痢が発生する際には痛みを伴いますが、排便すると痛みが軽くなります。20~40代に多く、ストレスの多い先進国に多い病気です。死に至るような病気ではありませんが外出先での急な発症などでQOL(生活の質)を著しく低下させてしまうため非常に深刻な問題です。
身近な病気
過敏性腸症候群とは?ストレスをためやすい方はご注意を。規則正しい生活が大切
自然気胸とは?男性に多い病気「胸の痛み」「呼吸困難」「咳」
自然気胸は、肺気胸とも呼ばれる病気で、何らかの原因により肺に穴があき、空気が漏れて胸腔(きょうくう)に溜まってしまう病気です。肋骨のおかげで胸部が外見上膨らんで見えることはありませんが、肺が空気に押しつぶされて縮んでしまいます。つまり、自然気胸とは、肺に穴が開き空気が漏れ縮んでしまう病気なのです。30歳代までのやせ形の男性に多くみられる病気で、一度かかると再発しやすいので注意が必要です。
溶連菌感染症とは?大人も感染、合併症にご注意を。重症になると死亡するケースも。
溶連菌とは「溶血性連鎖球菌」の略。いわゆるバイ菌で、病原性の強い細菌のことです。それに感染する溶連菌感染症は冬に流行します。
特に子供に多い病気ですが大人も発症する病気です。しかも子供と大人では症状が異なり、特に大人の場合は風邪と似ているケースが多く、放置して悪化すると大きな病気につながる可能性があります。
疲れがたまっていたり、免疫力が低下していると感染しやすく、妊婦や高齢者は特に注意が必要です。
スギ花粉症とは?睡眠をよくとる、タバコ・アルコールを控える
スギ花粉症は、日本で一番多い花粉症で、 花粉症患者の7割、およそ2500万人が患っているといわれています。
これは、スギ林 が全国の森林面積の18%、日本の国土の12%を占めており、この大量のスギが生み出す花粉量の多さが直接の原因となっているためで す。そのため、スギの木がない沖縄県や花粉の飛散量が少ない北海道では、スギ花粉症患者は大変少なくなっています。