体の不調

体の不調

ドライマウス

体の不調 2019年6月26日

dry-1ドライマウスの症状

症状としては、口が渇く、舌がヒリヒリする、しゃべりづらい、口の中がネバネバする、食べ物が飲み込みづらい、口臭が気になる、味が美味しくないなどがあります。

更年期障害の一症状の場合もありますが、ほかの病気の可能性もありますので、症状がつらく長引く場合は、内科を受診しましょう。

 

検査の方法

dry-2視診に加えて、口腔水分計、湿潤度検査紙で、舌表面の湿潤を測定する方法や唾液分泌量検査( ガムテスト、サクソンテスト) で診断します。

自己免疫性疾患の膠原病のひとつであるシェーグレン症候群との見極めが必要な場合は、診断基準に基づ
いて、唾液腺シンチグラフィー、唾液腺造影検査や病理組織検査、血液、眼科検査を行います。

 

ドライマウスの原因と対策

ドライマウスの原因は、加齢、服用薬物の副作用、ストレスのほか、更年期におけるホルモンの変化、シェーグレン症候群や糖尿病などの内科的疾患、放射線治療後の副作用などがあります。

シェーグレン症候群には、唾液分泌を促進させる薬剤( 塩酸セビメリン水和物製剤) を処方することもあります。 しかし、ドライマウスに対しては、対症療法が中心です。

dry-3舌の痛みは、唾液分泌量減少による粘膜保護作用の低下が原因のため、創傷治癒促進作用のあるアズレン製剤の処方で症状はかなり改善します。 セルフケアとして、市販のドライマウス専用の口腔保湿ジェルやマウスウォッシュ( アルコールを含まないもの)、保湿スプレーを併用すると有効です。使用中の歯磨き剤がしみる人は、ドライマウス専用の発泡剤を含まないものに替えるなど低刺激の物を選択します。

また、ドライマウスは唾液に含まれる免疫作用の低下により、虫歯、歯周病などや口腔カンジダ症にも留意しなければなりません。

日常のケアとして、唾液腺刺激のためにゆっくり噛むことや、唾液腺マッサージを行なったり、口の周りや舌を動かすストレッチを行うのもよいでしょう。

ストレスをためないためにリラックス時間を増やすことも大切です。

不安について

体の不調 2019年6月12日

fuan-1不安は、不快であいまいな憂慮の感覚で、誰もが体験する一般的なものです。
とはいえ、慢性的な不安は、苦痛をともない、生活の質を低下させます。しばしば頭痛、発汗、動悸、胸部圧迫感、腹部不快感などの自律神経症状や焦燥感をともないます。

 

 

 

病的なものかどうかを診断

まずは、その不安が正常な範疇のものか、病的なものかを判断する必要があります。病的な不安とは、与えられた刺激に対して、その強さや持続期間が不適切と判断できるものです。病的な不安をともなう疾患として最も多いのは、不安障害です。

不安障害には、パニック障害、恐怖症・社会恐怖、強迫性障害、急性ストレス障害・外傷後ストレス障害、全般性不安障害が含まれます。
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不安は、さまざまな身体疾患や、うつ病・統合失調症など、ほかの精神障害の一症状として生じる場合もあるので、病院では、身体の病気の有無や、不安以外の精神症状があるかどうかの確認をします。身体の病気の有無を探るために、標準の血液生化学検査、甲状腺機能検査、心電図検査を行います。

また、女性の場合、月経前症候群(PMS)の一症状として不安が増強することもあるので、月経周期との関連も確認します。

 

病気の場合の治療

身体の病気やほかの精神疾患が不安の原因である場合には、その原因となる病気に対する治療を行います。不安障害がある場合については、薬物療法(ベンゾジアゼピン系薬物、SSRIなどの抗うつ薬など)が有効です。

薬物療法だけの治療に抵抗を感じる人も多いため、病気の状態に応じて、適切な精神療法も組み合わせて行います。fuan-3

関節リウマチ

体の不調 2019年5月29日

riumati-1関節リウマチは、膠原病(こうげんびょう)のひとつです。

膠原病には、シェーグレン症候群や全身性エリテマトーデスなどがありますが、いずれもリウマチ性疾患に分類されている病気です。そのため、関節痛が共通に起こる症状です。

全身性エリテマトーデスは、関節炎があちこちに移動する病気であるのに対して、関節リウマチでは、関節炎が起こる場所は固定していて、炎症は持続します。

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骨粗しょう症とは

体の不調 2019年5月15日

kotu-1骨粗しょう症とは、骨密度の低下や骨質の悪化によって骨強度が低下したために、骨折しやすい状態になった病態です。
大きくわけると、原発性骨粗しょう症(おもに加齢や生活習慣によるもの)と続発性骨粗しょう症(代謝を亢進するなんらかのホルモン異常や薬剤の影響によるもの) に分類されます。

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フレイルとは

体の不調 2019年4月17日

frail-1年齢が高くなるにつれて体力が低下し、病気になりやすくなる状態に陥ることがあります。こうしてストレスに対して脆弱になり、不健康を引き起こしやすい状態がフレイルと呼ばれています。
将来、転倒したり、介護が必要になる危険が高まりますが、適切な介入を行う事で健常な状態に戻る可能性がありますので、早めに老年病内科などを受診しましょう。

フレイルの評価

具体的な判定基準については今も様々に議論がなされています。代表的なものでは、以下の5つの内、3つ以上が該当する場合にフレイルと判定されます。

  1. 体重減少
  2. 筋力低下
  3. 疲労感
  4. 歩行速度の低下
  5. 身体活動の低下

 

フレイルになりやすい人

frail-2調査によって異なりますが、65歳以上になると1割前後の方が、80歳以上になると実に3割以上の方がフレイルになると言われています。従って、高年齢はフレイルの危険因子の一つといえます。
高年齢以外にも、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症、心臓病、呼吸器疾患などの慢性疾患に加えて、体脂肪率が高く筋肉量が少ないなどの体型の特徴も危険因子です。

また、精神・心理的あるいは社会的な要因が関わっている事も指摘されており、例えばうつや初期の認知症も密接にフレイルに関連しています。

 

フレイルの予防

フレイルに関連した多くの要因をコントロールする事が大切になってきます。慢性疾患のある方は医師の指示に従い、きちんとコントロールしていきましょう。

インフルエンザなどの感染症によって大きく体力が低下することがありますので、予防接種やうがい、手洗いなどを行うことも重要です。運動、とくに筋肉に負荷をかけるトレーニングが有効と言われています。ただ、どの程度の運動が高強度であるかは人によって異なり、毎日の歩数を増やすだけで効果があったという報告もあります。不安がある場合には専門的な医療スタッフに指示を受け、無理のない範囲で継続的に運動を行っていきましょう。

バランスのとれた食事も重要です。1日3食主食、主菜、副菜のバランスがとれた食事をとりましょう。
また、人との交流を行う社会活動も、心理面を活性化し、フレイルを予防するため有効と考えられます。

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