菊花は食用菊を乾燥させたものです。そして食用菊とは、その名の通り、食用を目的とした菊。観賞用だった菊を食用に改良・選抜したもので、苦味が少なく、刺身のツマの他、酢の物やおひたしなどにしていただきます。
旬は今頃の秋から冬で、特に秋のものは香りも強く風味も豊か。種類は黄色の「阿房宮」や紫色の「もってのほか」などがあります。
菊の原産は中国で、日本には奈良時代に伝わったそう。
食用としては江戸時代から民間で食べられるようにな栄養面ではビタミンやミネラルが比較的多いため、美容面でもおすすめの食材。
刺身についていたら残さず食べたいものです。
また、シャキシャキした歯ざわりがあるため、調理する際には火を通しすぎないことが大切です。