野菜のチカラ

しょうがのチカラ!消化促進、水分代謝など、体の機能を助ける様々な作用について

1804_3インド原産の多年草で、香辛原料として全国で広く栽培されています。霜の降りる前の、茎葉がしおれてくる頃に堀り取り、水洗いして根を切り取り、大きな物は2~3個に切り、樽に入れてかき回して皮を取ります。石灰を10倍の水に溶かして、その中に浸します。または、石灰を直接まぶしてから、固くなるまで天日で乾燥させます。一度蒸してから同じように調製する場合もあります。これを生薬で生姜といいます。一般の家庭では八百屋さんで購入したものを、そのまま使用します。

香辛料として生活と強く結びついているものですが、抗痙攣作用、でんぶんの消化促進、体内の水分の代謝をよくして、肝臓の働きを盛んにします。また、唾液、胃液の分泌を盛んにして消化を助け、腹にたまったガスを追い出すといわれており、芳香性健胃、利胆、鎮咳、去痰によいとされています。