野菜のチカラ

赤米のチカラ!赤飯のルーツ ポリフェノールが豊富 抗酸化作用

2017_10_1赤米とは古代米の一種で、玄米が赤い米のこと。野生の稲のほとんどはこれといわれます。元来「赤」は邪気を払う力があると信じられ、祝い事にも悪いことが起こらぬように使われてきました。節句や結婚式などのおめでたい席には赤飯を炊きますが、それはこの赤米がルーツだといわれています。

赤米の栄養面ではポリフェノールに注目。その色からも分かるように種皮に含まれており、抗酸化作用を持つことから、私たちの体を若く保つ手助けをします。

しかし、ポリフェノールには苦味があるため、現在赤米を食べるには白米に少しまぜて炊くのが一般的。精米してしまえば赤色はなくなり、普通の白米になってしまうため、玄米か軽く精米する程度にして白米と炊くと、うっすら綺麗な桜色のご飯が楽しめます。