体の不調

乾燥肌とは?スキンケアのしすぎにご注意を 生活習慣の見直しや湿度・温度の管理も大切

体の不調 2017年12月6日

乾燥肌とは、お肌の潤いが失われた状態のことです。皮膚の外側部分である表皮には、通常10~20%の水分が含まれており、保湿の働きがあります。この保湿に問題が出てくると、角質層が不規則となり、カサカサの乾燥肌となってしまいます。角質層の並びが不規則となると肌がはがれやすくなります。そのため、角質層の下にある知覚神経が外からの刺激を受けやすくなってしまい、その刺激が「かゆみ」となってしまうことがあります。(乾燥肌の方が皮膚を掻き、肌の表面が白っぽくなっていることがありますが、それは角質層が剥がれ落ちているためです。)

乾燥肌の原因は?

乾燥肌の原因は様々です。乾燥肌になりやすい体質もありますが、大きく分けて外的要因が4つあると言われています。

①温度·湿度
肌のトラブルは冬に多く見られます。これは、外気の温度が下がり、周りの空気も乾燥するためです。周りが乾燥すると、肌の水分も蒸発しやすくなり、乾燥肌の原因となります。また、夏でもクーラーなどで除湿をすると乾燥肌が現れやすくなりますのでご注意ください。

②老化
乾燥肌は、肌内のコラーゲンなどの不足によっても引き起こされます。老化により代謝能力が衰えることによって、乾燥肌になりやすくなります。

③生活習慣
食事の偏り、ストレス、睡眠不足でも肌のトラブルは起こります。

④スキンケア
化粧品に含まれる成分や、洗顔のし過ぎによって皮膚の角質層の脂分が減少すると、肌の水分が蒸発し、乾燥肌になってしまいます。

赤ちゃんの場合は、過剰なスキンケアが原因となることが多いと言われています。お肌を清潔にすることは大切ですが、洗いすぎたりしないように注意が必要です。

 

乾燥肌対策について

乾燥肌で大切なことは、乾燥した皮膚の水分を補給し、肌の水分を保持すること、そして水分の蒸発を抑えることが大切です。そのためには、部屋を除湿しすぎないこと、化粧水・乳液・クリームなどを上手く活用することなどが大切です。また、睡眠不足は皮膚の新陳代謝を悪くしますので避けるべきですし、ビタミンC、コラーゲン、ヒアルロン酸といった成分が不足するのを防ぐために、バランスの取れた食事をすることも重要です。

「肌は内臓の鏡」と言われます。健康的なお肌は健康的な体を作ることによって生まれます。ぜひ天生酵素をお続けいただき、お体全体をお元気に保ってくださいね!