「若いころのハリがなくなった」「老けて見られる」。老化現象のひとつである肌の悩みの原因とは? アンチエイジングの心得も紹介します。
肌老化の原因は、活性酸素?
人は年齢を重ねれば、肌にシワやたるみができ、体力が衰えていくもの。そういった老化の原因の一つに、活性酸素が挙げられます。そもそも活性酸素とは、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が変化したもの。細胞の伝達や免疫として働く一方で、過剰になると体内の細胞を傷つけ、肌のシワやたるみをはじめとする老化や、動脈硬化などの生活習慣病の原因になる場合があるといわれています。
抗酸化力でアンチエイジング
活性酸素が過剰になることを避けるため、私たちの体には、体内酵素によって活性酸素から自己を防御する力が備わっています。この酵素が活性酸素の算出を抑制したり
ダメージの修復を促すことで、体内のバランスが保たれているのです。しかし、加齢や喫煙、ストレスなどの要因によって体内酵素の量は減少してしまいます。そこでビタミンやカロテノイドなど抗酸化物質を食べ物から取り入れることが効果的と言われています。
老化を出来るだけ遅らせることを意味する「アンチエイジング」という言葉があります。アンチエイジングのためにフィットネスジムやエステに通うのも方法ですが老化防止と食生活は切り離すことが出来ません。医食同源という言葉があるように、食べるものや食べ方にも気を付けて、体と心を健やかに保つことが若々しさへとつながります。