体の不調

秋になっても夏バテ?長引く場合は病気の可能性も

体の不調 2019年9月5日

201909_ituu過ごしやすい気候になったのに何となく調子が良くないのは、夏の疲れが残っているから?
それとも、隠れた病気のサインかもしれません。

 

秋になっても夏バテ?

夏バテとは、暑さからくる自律神経のバランスの乱れを原因とする、体のだるさや疲労といった様々な身体症状のことを指します。多くは暑さが過ぎれば改善するものですが、長引く症状には注意が必要です。

 

長引く場合は病気を疑って

疲労には、①肉体疲労 ②精神疲労 ③栄養不足 ④病気の症状 があります。疲労をきたす病気として気をつけたいのは、風邪や肝炎などの感染症、消化器病やがんなどによる貧血、ホルモン異常による更年期障害や甲状腺疾患、うつ病や慢性疲労症候群といった心の病気が挙げられます。

①②③は夏バテ同様、原因が取り除かれ、十分な休息や睡眠、栄養補給によって速やかに改善するものですが、時には病気へと進行する場合や、病気が隠れている場合があります。病気はいずれも早期発見・早期治療が原則ですので、症状が長引くようなら単なる夏バテと軽く考えず、かかりつけ医や病院を受診するなど対処が必要です。