甘酒は栄養が豊富な健康飲料で、飲む点滴と呼ばれています。日本では江戸時代から「暑気払いの飲み物」として夏バテ予防に飲まれていたことから、俳句では夏の季語にもなっています。

甘酒の種類

甘酒には、酒粕に水と砂糖を加えてつくるものと、蒸した米に水と米麹を加えて発酵させるものの2種類があります。酒粕タイプは日本酒の味や香りが楽しめる一方、米麹タイプはアルコールや砂糖を含んでおらず、麹菌で米のでんぷんを糖化させた、やさしい甘みが特徴です。

甘酒の栄養

甘酒に含まれる栄養で代表的なものは「ブドウ糖」で人間の活動エネルギーとなります。その他にも「ビタミンB群」「必須アミノ酸」が含まれています。また、「オリゴ糖」「食物繊維」といった栄養も含まれているため、健康維持にお召し上がりいただくには非常に優れた食品です。もちろん過剰摂取は肥満の原因にもなりますのでおすすめしませんが、適量を毎日続けることは非常に価値があります。夏は冷やして、冬は温めて、その他砂糖の代わりとして料理に使うのもおすすめです。