果物のチカラ

パパイヤのチカラ! 熟した果実と未熟な果実 栄養の違いについて

パパイヤトロピカルフルーツの代表格パパイヤ。

世界の熱帯・亜熱帯で広く栽培されており、国内では宮崎県、沖縄県、鹿児島県が産地です。別名「乳瓜(ちちうり)」ともいい、茎や葉、果実などに「乳液」が多く含まれています。
パパイヤは、熟した果実と、未熟な青い果実、2通りの食べ方が楽しめる果物です。

黄色く熟したパパイヤは柔らかく、酸味の少ないまったりと甘さが楽しめ、また、未熟な青いパパイヤは心地よい歯ざわりとほんのりした甘みがあり、野菜のようにサラダやなどに料理して食べられます。

青いパパイヤにはタンパク質分解酵素である「パパイン」が含まれているため、肉料理などと一緒に食べると消化を助ける働きをしてくれます。

パパインは果実が熟すと減るため、完熟したパパイヤの方にはあまりありません。熟した果実にはカロテンやビタミンC が多く含まれています。