果物のチカラ

イチゴのチカラ!「あまおう」「あきひめ」「紅ほっぺ」栄養面ではビタミンCが豊富。

2017_07_4イチゴはバラ科の多年草。甘酸っぱい果実は冬から春にかけ旬を迎えます。多くの品種があり、以前は「女峰」や「とよのか」が人気でしたが、現在は「あまおう」「あきひめ」「紅ほっぺ」などが主力。10~20年ほどで世代交代するため、次々と新しい品種が生まれています。栄養面ではビタミンCが豊富。適度な大きさのものを5、6個食べるだけで1日に必要な量がとれるといい、美容の面からも人気食材です。

そんなイチゴですが、赤い果実だと思っている部分が、実は花の一部で、めしべの土台が発達したものということをご存知でしょうか。本当の果実は赤い実についた胡麻のようなツブツブ、1つひとつの方なのです。また、農業上の分類はスイカやメロンと同じように、実は野菜。流通上は果物であるため、農林水産省では「果実的野菜」として扱っています。