飛騨地方について

日本三大曳山祭のひとつ 岐阜県高山市の「高山祭」の魅力とは

日本自然発酵の本店がある、岐阜県飛騨地方の魅力をご紹介します。

 

長い時を経ても色褪せない伝統と文化が息づく「高山祭」

起源は江戸時代、一二百年以上の歴史を持つ「高山祭」。春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の二つの祭を指す総称で、飛騨匠の手による 豪華絢爛な屋台の美しさから、国内のみな らず海外にもその名を知られています。

 

 

 

毎年10月9•10日に行われる「八幡祭」は、 旧高山城下町の北半分の氏神様である、櫻山八幡宮の例祭。例年は11台の屋台が登場し、そのうち4台の屋台が町なかをめぐる「曳き廻し」は、秋の「八幡祭」だけの貴重な行事です。他にも、伝統の装束をまとった祭行列や、屋台に無数の提灯が灯る「宵祭」など、見どころは一杯。歴史情緒あふれる祭行事を通して、郷土の伝統や文化を大切に受け継ぐ、飛騨の人々の思いが感じられます。

●写真

右:「屋台曳き廻し」では、高山祭屋台ならではの構造や美 しい動きに注目を

左:精巧で今にも動き出しそうな屋台の彫刻。修理の技術も継承されています。

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