野菜のチカラ

ウコンのチカラ!「春ウコン」「秋ウコン」栄養素の違いについて

2017_08_02ウコンはショウガ科ウコン属の多年草。インド、中国や中央アジア地域では2千年以上前から栽培されており、現在世界には約50もの種類があるといわれています。
主産地はインド。日本でははじめに伝わった沖縄に馴染みが深く、「ウッチン」としてお茶で親しまれています。

ウコンの中では、主に、春に開花する「春ウコン」と秋に開花する「秋ウコン」が知られています。前者は正式名称を「姜黄(キョウオウ)」といい、ミネラルが豊富。
後者は正式名称が「鬱金(ウコン)」で、ポリフェノールの一種クルクミンが豊富です。こちらは英語名がターメリックですので、カレーのスパイスとして身近な食材です。
鮮やかな黄色を持つことから天然の食用色素として、たくあんや水産のねり製品などの色付けにも用いられています。