野菜のチカラ

菊花のチカラ!

2016_12_5菊はキク科キク属の植物です。主に観賞用として育てられていますが、「阿房宮」「もってのほか」といった食用菊も作られています。古くから中国では、延命長寿の願いを込めて、菊茶や菊花酒として飲まれたり漢方として使われたりしています。日本でも、平安時代中頃に出た本「延喜式」の中に黄菊花の名があるので、この頃はすでに食用として用いられていたと思われます。

観賞用の菊に比べて苦みが少なく甘みがあります。茹でておひたしにしたり、酢の物や胡麻和え、天ぷらや吸い物に用いられています。また花びらを湯がいたり蒸した後に、海苔のように薄く四角い形に乾燥させた「菊海苔」「干し菊」「のし菊」などの加工品があります。

菊の香りの成分テルペンは、昔から気分を落ち着かせるといわれており、リラックスしたい方にお勧めです。また、ビタミンB1 、アミノ酸、フラボノイドなども豊富に含んでいます。