野菜のチカラ

クマザサのチカラ!

2016_03_01クマザサはイネ科の植物。京都が原産地とされていますが、南は鹿児島県の屋久島から北海道まで全国各地で自生しています。なんと約60〜120年もの間、枯れることなく生き続ける驚異の生命力をもっており、土の中に2メートルもの根を張って養分を吸い続けます。古くから薬草として利用され、殺菌作用から笹団子、 笹寿司、チマキなど食べ物にも多く使われてきました。

漢字で書くと「隈笹」。冬になると葉の縁が白くなり、まるで歌舞伎の隈取りのように見えることからその名前になりました。動物の「熊」ではないのですが、実際野生の熊は腸内環境を整えるために冬眠前も冬眠後もクマザサを良く食べるため、地方によっては「熊笹」とも呼ぶそう。

栄養面では、胃腸を整え、綺麗な血液を作る助けをする「葉緑素」、酵素に欠かせない「アミノ酸」、そして細胞膜を強化し、免疫機能を高める「多糖体」が主。その力に注目し、お茶として飲まれることが多いのですが、最近では化粧品にも使われ人気となっています。