野菜のチカラ

ゴマのチカラ!「白ゴマ」「黒ゴマ」「黄ゴマ(または金ゴマ)」抗酸化物質「セサミン」

ゴマは、ゴマ科ゴマ属の一年草です。主に種子を食用として利用しています。

ゴマは、種皮の色によって「白ゴマ」「黒ゴマ」「黄ゴマ(または金ゴマ・茶ゴマと呼ばれることもあります)」の3種に分かれます。欧米では白ゴマがほとんどであり、アジアでは白黒半々、黄ゴマは主にトルコで生産されています。

ゴマの歴史は非常に古く、6000年以上前にアフリカで栽培されていたと言われています。それから、エジプト、インド、中国などに伝えられたと考えられています。

アメリカでは、実業家ロイ・アンダーソンがゴマ事業で大成功をおさめた際に、利益の一部を学校や教会を建設し、ゴマに感謝する気持ちを込めて町のメインストリートを「セサミストリート(ゴマの道)」と名付
けました。

ゴマには様々な有用成分が含まれていますが、中でも抗酸化物質といわれるリグナンの一種、「セサミン」が有名で、ゴマは健康食材として古くから世界中で利用されています。