身近な病気

花粉症とは?

花粉症とは、植物の花粉によって起こるアレルギー性の病気です。人間の体の中には、異物が体内に入ろうとすると排除しようとする働きがあります。この働きは様々な外敵(ウイルスなど)から身を守るために非常な重要なものです。しかし、人によっては、ある特定の異物に入ってこられると、この働きが行きすぎて過剰な反応(アレルギー反応)を起こします。花粉症は、体内に侵入した、本来は無害である花粉を、体が敵と認識して排除しようと反応してしまう過敏な体質の人に起こるのです。花粉症というと、スギ花粉症が有名ですが、それ以外にも様々な花粉症があります。日本で確認されている花粉症は、

アカシア花粉症、イチョウ花粉症、ヨモギ花粉症、ウメ花粉症、イチゴ花粉症、イネ花粉喘息、ナデシコ花粉症、クルミ花粉症、モモ花粉症、イチイ花粉症、オオバコ花粉症、アブラナ花粉症、サクランボ花粉症、ケヤキ花粉症、ヤナギ花粉症、コスモス花粉症、シラカンバ花粉症、ナシ花粉症、クリ花粉症、ブドウ花粉症などがあります。そのため、花粉症の時期もほぼ1年中となっています。

花粉症の主な症状として挙げられるのは、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目やのどや顔や首の皮膚のかゆみ、集中力低下、倦怠感などがあります。風邪の症状と類似していますが、目のかゆみが出たら花粉症の疑いが、発熱すれば風邪の疑いが強い、などの違いもあります。また、風邪は1週間程度で治りますが、花粉症は花粉が飛来している間続きます。花粉症かな、と思ったら専門医に診断してもらいましょう。

花粉症の原因とは?

花粉症が増えている原因は幾つか考えられています。

①気密性が高い住居
サッシの普及などで住居の気密性が高まり、ダニやハウスダストが増加し、アレルギー体質の人が増加しました。

②スギの増加
昭和30年代、建築用資材のために沢山のスギが植林されました。その際のスギが樹齢30年を超え、花粉を多くつけるようになっています。しかし、今はスギの資材としての価値が下がり、手入れもされないまま放置されているものが多くあり、それが花粉の飛ぶ量が増えている原因となっています。

③大気汚染
空気が汚れたことにより、アレルギー体質の人が増加しました。

④舗装された道路
昔は雨とともに地面にしみ込んでいた花粉が地表に残ってしまいます。

その他ストレスの増加、高カロリーな食事など、花粉症だけでなく、様々なアレルギーが発生しやすい環境になっていますのでご注意ください。

 

花粉症の原因とは?

普段の生活で気をつけたいことは、

①花粉を避ける
花粉状況に注意し、めがね(サングラス)、マスクなどを活用しましょう。また、花粉が付きにくいスベスベした服を選ぶのもいいでしょう。室内の清掃もこまめに行い、花粉を出来るだけ除去しましょう。

②生活習慣
睡眠をしっかりとって疲労・ストレスを溜めないようにしましょう。また、食事では、刺激物を避け(お酒・香辛料など)、栄養バランスが偏らないように気をつけましょう!

花粉症の本格的なシーズンは早ければ1月後半には始まります。お体全体の調子を整えて、元気に乗り切ってください!