体の不調

食べ過ぎは病気の原因に

体の不調 2015年12月23日

2015_03_2今月のテーマは「食べ過ぎ」です。年末・年始で食生活が乱れてしまった方、ご注意ください。

昔から、腹八分目に医者いらずということわざがあります。英語でも「Light suppersmake long life.(軽めの夕食は長寿の源)」という同様の意味の言葉があります。これには科学的根拠が認められており、腹八分目は健康増進に非常に役立つと言われています。例えば、日本で行われたマウスを使った実験では、食べ放題にしたマウスと食事量を80%に抑制したマウスとでは、平均寿命に1.6倍もの差が生じました。この実験では、マウスの免疫力が高まることも指摘されました。
また、アメリカで行われた猿の実験では摂取カロリーを少なくしたところ、様々な生活習慣病が改善されたとされています。1990年代にアメリカで行われた実験では、人間に対しても同様の結果が得られたと発表されています。そのため、現代においても「腹八分目」が長寿の秘訣と言われ続けています。

食べ過ぎが原因となる諸症状

食べ過ぎの代表的な問題点は、カロリー過多による肥満やメタボが有名ですが、それ以外にも様々な病気や症状を引き起こすことが分かっています。その一例は以下のとおりです。

①様々な生活習慣病
心筋梗塞、脳血管障害、糖尿病、悪性腫瘍、肝臓疾患、高血圧、痛風など
②便秘や便秘に伴う肌荒れなど
③倦怠感(糖の過剰摂取による)
④イライラ、不安感(糖の過剰摂取によるホルモンバランスの崩れ)
⑤認知機能低下、認知症
⑥肩こり、冷え、ほてりなどの血流障害
⑦胃腸の疾病
慢性胃腸炎、急性胃腸炎、胃食道逆流症、胃痙攣、胃潰瘍など

食べ過ぎないために

食べ過ぎを抑えるのは、実際には難しいと感じる方もいますので、食べ過ぎを抑えるコツをご紹介します。

ひとくちごとに箸を置く
早食いは過食の原因となります。
野菜を多くする
野菜で満腹感を得るようにする
ストレスを溜めない
ストレスは過食症を引き起こすことが
あります。
食事中のアルコールは控える
お酒に酔うと脳の判断力が低下します
よく噛む
よく噛むと、満腹感が得られます
三食きちんと食べる
空腹時間が続くと脳が飢餓状態と感知して、必要以上に食欲が出ます。

また、食べ過ぎてしまった後は、翌日のカロリー摂取を控える、食物繊維を多めに摂る、背の青い魚を食べる、水を多めに摂る、運動でカロリーを消費する、などが大切です。