体の不調

骨粗鬆症とは?

体の不調 2018年11月28日

hone骨は体を支える柱としての役割がありますが、それ以外にも、内臓を守っていたり、骨髄の中では血液が作られていたりと、様々な役割があります。その大切な骨が弱くなってスカスカになる病気のことを「骨粗鬆症」といい、骨折の大きな原因となります。

骨粗鬆症の症状

骨粗鬆症は、初期は自覚症状がほとんどなく、見逃されやすい病気です。しかし、病気が進行するにつれて、徐々に症状が現れてきます。
【圧迫骨折】
背骨(脊椎)は全部で24本ありますがその背骨がスカスカになると、体の重みで徐々に潰れていきます。これを「圧迫骨折」と言います。この際、背中に痛みを感じることがありますので、注意が必要です。また、背骨が潰れると、その分身長が低くなる、背すじが曲がるなど、外見にも変化が現れます。
【内臓への負担】
圧迫骨折で背骨が変形すると、肺・胃・心臓といった内臓器官が圧迫されるため、呼吸がしにくい、胃もたれ、食欲不振などの症状が現れやすくなります。
【骨折の増加】
骨粗鬆症になると、骨がもろいため、ちょっとしたことで骨折してしまうことがあります。特に手首や腕の付け根は、転びそうなときに咄嗟に使うため、骨折しやすい場所です。また、足の付け根も体重がかかるため折れやすい場所です。足の骨折は寝たきりの原因となるので特に注意が必要です。

原因と対策

骨粗鬆症の原因としては、骨の新陳代謝異常が考えられます。人間の体は、古い細胞を捨てて新しい細胞を作り出す「新陳代謝」を繰り返しており、骨でも全く同じことが起こっていはす。その際、古い細胞を捨てるスピードが新しい細胞を作るスピードを上回ると、骨がもろくなっていきます。

これには女性ホルモンが大きく関与しており、ホルモンバランスが崩れる更年期以降の女性に特に多く見られます。また無理なダイエットでもホルモンバランスが崩れ、若くして骨が弱る方もいます。

その他にも、栄養の偏り(カルシウム、ビタミンD、コラーゲンなどの不足)、塩分、アルコールの過剰(カルシウムを排出させてしまいます)、運動不足、日光不足など、様々な原因が考えられます。
そのため、骨粗鬆症を予防するには、カルシウムをしっかり取り、栄養バランスを考える、日光を浴びる(体内でビタミンDが活性化されます)、よく歩く塩分、お酒、煙草などは控える、などが大切です。また、納豆・豆腐といった大豆製品はカルシウムやイソフラボンといった栄養が含まれており、ぜひ食事に取り入れたい食材です。(ただし、イソフラボンの大量摂取は逆効果との報告もあるため、サプリメントなどで補給されている場合は、その製品の説明をよくお読みください。)