体の不調

帯状疱疹とは

体の不調 2017年11月8日

2017_11_02帯状疱疹とは水疱瘡のウイルスが原因でなる、痛みを伴う皮膚湿疹のことです。
乳幼児期にかかった水疱瘡のウイルスは、消滅せず神経節に何十年も潜伏します。健康なうちは活動が抑えられますが、加齢や疲労、ストレス、生活習慣病などによって免疫力が低下すると、再活動をはじめてしまうのです。そして帯状疱疹を発症。実は発症者は40歳以上が約75%と、中高年世代に多い病気といえます。
そして冬より夏に多いとされ、この時期は注意が必要です。

帯状疱疹の症状

多くの場合、体の一部にチクチク、ピリピリとした痛みを感じることからはじまり、やがて赤い湿疹、続いて水疱ができます。2週間程度でかさぶたになって治りますが、痛みが引くまでには約1ヶ月ほど。痛みが軽く済む場合もありますが、夜眠れないほどの強い人もいます。

中高年世代はご注意を

治癒まで約1ヶ月とされる帯状疱疹ですが、中高年世代はさらに治療が長引く場合があります。その理由は発見の遅れです。人は年齢を重ねると皮膚のバリヤ機能が低下するため、湿疹が出やすくなります。既存の湿疹があると、帯状疱疹に気が付きにくく、受診が遅れ治療にも時間がかかってしまうのです。

そして注意が必要なのが「帯状疱疹後神経痛」。湿疹が治った後も痛みだけが残ってしまう状態で、3ヶ月以上続く場合に診断されます。帯状疱疹が治った後、約10%の人がかかり、症状が重かった人、糖尿病の人、高齢の人は特に痛みが残りやすいとされます。その痛みは数ヶ月から長くて10年近くにも及ぶ場合があるため注意が必要です。

帯状疱疹の対策

帯状疱疹も帯状疱疹後神経痛も早く受診するほど軽症で済み、治療期間も短くなります。異変を感じたらすぐに病院へ行きましょう。もし帯状疱疹と思われる湿疹が出た場合は、悪化しやすいため冷やさず、水疱は破らないように注意します。

日常生活での予防で大切なことはやはり免疫力を低下させないことです。
バランスの良い食事、十分な睡眠を心がけましょう。海外の医療研究機関からは「帯状疱疹にかかった後、脳卒中のリスクが高くなる」という報告もあります。生活を自己管理し、健康でいることが大切です。