体の不調

むずむず脚 症候群

体の不調 2017年10月27日

2017_10_4むずむず脚症候群とは脚の深部がむずむずする、ジリジリする、痒い、痛い、ほてるといった不快な感覚になる病気です。皮膚をかいたりしても不快感は治らず、脚を動かしたい欲求にかられます。ゆっくりしているとき、特に夕方から夜にかけて症状が強まり、不眠の原因になることも少なくありません。脚をこすり合わせる、足踏みをする、歩き回るといった脚を動かす行動で一時的に症状が消えます。

むずむず脚症候群のチェック

次の症状があったら病気が疑われます。
●脚の奥の方が気持ち悪く、なかなか 寝付けない。
●脚の不快感から十分な睡眠が取れない。
●しばらく座っていると脚を動かしたくなる。
●くつろいでいるときに足に変な感覚があるが、歩き回るとその感覚はなくなる。
●飛行機や映画館など長時間座るときに脚がむずむずする。

むずむず脚症候群の原因

正確なメカニズムは不明ですが、原因は足ではなく、。遺伝性や鉄の欠乏、脳内のドーパミン神経機能障害などが関係していると考えられています。ドーパミンは、運動や感覚を制御する神経の興奮を抑える働きがあり、不足すると過剰な興奮や動きにつながります。そして、鉄分はドーパミンを作るのに必要な物質なのです。その他には、他の病気や薬が原因となっている場合もあります。
むずむず脚症候群の人は他の病気を引き起こすリスクも高まります。不眠が原因となるうつ病、また、交感神経が活発になることから血圧が高くなり、心筋梗塞や脳卒中などを発症するリスクが2倍になるとされています。

むずむず脚症候群の対策

日本では20~50人に1人の割合で患者がいるとされ、男女比は1対1.5と比較的女性に多い病気です。また加齢に伴って40~70歳代に多く見られます。もしも、心あたりがある場合は睡眠専門医や睡眠障害を見ている精神科・神経内科に相談しましょう。
生活習慣の見直しで症状が軽くなることもあります。
●カフェインを避ける。夕方以降はコーヒー、紅茶、日本茶を飲まない。
●適度な運動をする。
●鉄分に気をつけ健康的な食事をする。
●筋肉の疲れが強い時は十分なマッサージをする。
改善しない場合は、医師と相談し、積極的な治療も視野に入れましょう。