体の不調

糖尿病とは

体の不調 2017年7月19日

2017_07_3糖尿病とは、高血糖が慢性的に続く病気です。食事をすると血糖値(血液中のブドウ糖の量)が上がりますが、健康な人の場合は、インスリンというホルモンの働きにより血糖値が一定にコントロースされます。しかし、インスリンが不足したり働きが弱くなると、血液中にブドウ糖が溢れ、高血糖が続きます。
この状態を糖尿病といいます。現在、20 歳以上で糖尿病が強く疑われる人は約850万人。(厚生労働省「平成25年国民健康・栄養調査」より)男性は19・5%、女性9・2%にものぼり、年齢別にすると、高齢になるほどその割合が上がっていきます。

糖尿病の症状

糖尿病には、インスリンを作ることができない1型、インスリンの分泌が少なくなったり働きが悪くなる2型があるのですが、日本人の95%は後者です。2型は大きな症状がないことがしばしばあり、気がつかないうちに発症し、ゆっくりと進行します。発覚が遅れる場合もあるため、次の初期症状を見逃さないようにしましょう。
●尿の量が多くなる
●喉が渇いて水分を多くとる
●体重が減る
●疲れやすくなる

糖尿病の合併症

糖尿病の恐ろしさは、新たな病気を引き起こす原因となることです。糖尿病の3大合併症は次の通り。

●糖尿病性網膜症
目のかすみ、視力低下などが現れ、症状が進むと失明の可能性もあります。
●糖尿病性腎症
腎不全や尿毒症など引き起こすことも。人工透析の必要もでてきます。
●糖尿病性神経障害
手足のしびれ、ほてり、痛みなど。足の感覚が麻痺することで傷に気がつかずに壊疽(えそ)する可能性もあります。
他にも、脳卒中、心筋梗塞など多くの危険な病気につながる可能性があります。

糖尿病の対策

日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱い人が多いといわれています。そこに、欧米のような高脂肪な食事、運動不足、肥満、ストレスなどや加齢といった要因が加わり発症するとされています。そのため、日本人に多い2型糖尿病は「生活習慣病」といわれているのです。

体の変化に心あたりがある場合はすぐに病院を受診しましょう。その上で、「食事」「運動」「薬での治療」と生活の全般を見直すことが大切です。しっかりとした指導を受け、不健康な要素を排除して健康的な生活を自己管理していくことが重要です。