体の不調

低体温とは?

体の不調 2017年6月7日

2017_06_01「低体温」とは、字のごとく体温が低いことです。本来、平熱は36~37度ですが、それが36度を下回っている状態。しかし、よく耳にする「低体温症」とは違います。
こちらは厳しい寒冷環境や身体の機能低下により体の中心部が35度以下になることで、生命の危険にもつながる状態のこと。
「低体温」とは日常的に体温が低い(平熱が低い)状態を指します。平熱が低いということは、体にトラブルを招きやすくなっています。

低体温の症状

低体温であるほとんどの人は自覚がありません。しかし、体の中にある酵素が働きにくくなるため、消化不良、免疫力低下など体内で様々な不具合が生まれます。

●血行が悪くなる
筋肉が硬くなり、むくみ、頭痛、肩こり、腰痛などの症状につながります。
●︎免疫力の低下
血流が悪くなり、異物と戦う白血球の流れも悪くなるため、免疫力が低下。体温が1度下がるだけで免疫力は30%も低下するといわれ、病気になりやすくなります。
●︎自律神経の乱れ
人は体温を一定に保つために自律神経が働いています。「日中は温度を上げ活動しやすく、夜は体温を下げ体を休める」という働きをするのですが、低体温になるとそれが乱れ、寝つきが悪い、激しい動悸、情緒不安定などにつながります。女性は生理不順や不妊にも注意が必要です。
●︎肌トラブル
血行不良が肌細胞の生まれ変わりを妨げるため、にきびやくすみだけでなく、シミ・シワ・たるみなどにもつながります。

低体温の原因と対策

ホルモン異常などの明らかな原因がない場合、慢性的な低体温は生活習慣が原因とされていますので、見直しが必要です。

・過度のダイエットを控える
・適度な運動をする
・腰まわりや手足を温める
・インスタント食品や甘い物を控える
・バランスのよい食事をする
・アルコールを控える
・禁煙する
・入浴は湯船につかる

私たちは食べ物からエネルギーや熱をつくります。しかし、ミネラル・ビタミンが不足するとその活動ができないため、ビタミン・ミネラル不足には注意が必要です。
また、冬が旬の野菜や発酵食品は体を温めるとされていますので、積極的に食べると良いでしょう。アルコールは一時的に温まりますが、皮膚の血管を広げて熱を放出してしまいますので、控えることをおすすめします。