体の不調

ビタミン欠乏症とは

体の不調 2016年10月5日

2016_10_1ビタミン欠乏症とは、ビタミンの不足によって起こる病気の総称です。発展途上国などでの問題で、身近な病気ではないと感じる人も多いかもしれませんが、過剰なダイエットや外食や偏食などで、先進国でも潜在的に不足している人が増えています。

代表的な症状として、ビタミンB1が不足すると「脚気」、ナイアシン不足では「皮膚の炎症」など、ビタミンC不足で「壊血病」、ビタミンD不足では「くる病」、ビタミンB12不足で「悪性貧血」などがあります。しかし、明らかな病気に至らなくとも、潜在的にビタミンが不足すると「元気が出ない」「肌荒れがひどい」など体が危険信号を出すように。
バランスの良い食事が取れていない人は注意が必要です。

高齢者が不足しているビタミン

食欲減退などの理由で、食事に問題がある高齢者は、特に次のビタミンが不足していると考えられます。

●ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。不足すると骨の軟化や骨粗しょう症に繋がります。高齢者施設の入居者を対象とした調査では、このビタミンDが不足している割合が8割に至ったという報告もあります。

●ビタミンB12
ビタミンB12不足は老化に伴う様々な症状の原因の1つだとされています。特に認知症。ビタミンB12が不足すると記憶障害、気力、妄想などに繋がるといわれます。

ビタミン欠乏症の予防と対策

潜在的なビタミン欠乏症を防ぐには、なによりもバランスのよい食事を心がけることが一番です。その上で、高齢者は次のことにも留意しましょう。

●ビタミンD不足の対策
ビタミンDは食事で摂り入れるほか、日光浴をして体内で作ることが必要です。バランスのよい食事と、1日15分程の適度な日光浴をお勧めします。もしもサプリメントを利用する場合は、ビタミンDの特性上、排泄されにくいため過剰摂取に気をつけましょう。

●ビタミンB12不足の対策
ビタミンB12は魚介類に多く含まれるビタミンです。日常生活で特に不足しがちな栄養素ではありませんが、食べる量が減り、吸収力も下がっている人は注意が必要です。