体の不調

変形性股関節症とは?

体の不調 2016年9月21日

変形性股関節症とは上半身と下半身の継ぎ目で上半身の重さを支える「股関節」が痛くなる代表的な病気です。長年の使用や繰り返される負担。けがなどによって、関節の軟骨がすり減ったり、骨の変形が生じて発症します。変形性股関節症は主に2つに分類されます。

<一次性変形性股関節症>
原因となる外傷や股関節の形態の異常がない原因不明のものです。老化やその他の原因により負担に耐えられなくなり発症すると考えられています。

<二次性変形性股関節症>
生まれつき股関節の骨盤側の形が小さい臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)、発育性股関節脱臼(はついくせいこかんせつだっきゅう)といった小児の股関節の病気や骨折、脱臼などの外傷によって発生するものです。
小児の股関節症があっても10代や20代では痛みを感じず、30代異常で発症する場合が多いと言われいます。

変形性股関節症は女性に多く発症しています。これは、小児の股関節症が女の子に多いこと、女性の方が関節が緩く筋力が弱いこと、女性の方が骨盤が横に広く、より大きな力がかかることなどが関係していると考えられています。

変形性股関節症の症状とは?

股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。また長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなりますので、台所仕事などの主婦労働に支障をきたします。階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。

変形性股関節症の予防

股関節の周りの筋肉を筋トレやストレッチで鍛えると、股関節の骨の変形の予防に役立ちます。

<大殿筋の筋トレ>
仰向けに寝た状態で、両膝を立てて、お尻を持ち上げます。

<中殿筋の筋トレ>
横向きに寝ます。そして片足を膝を伸ばしたまま持ち上げます。

<ハムストリングスのストレッチ>
椅子などに片方の足を乗せます。体を前傾して太ももの裏側を伸ばします。

<腸腰筋のストレッチ>
床の上に片膝立ちになり、もう一方の膝を床について腰を沈め股関節の前側を伸ばします。

ただし、適度な運動量は個人によって異なります。決して無理をされないようにしてください。