果物のチカラ

柿のチカラ!

2017_11_05カキの漢名は柿サバをのせた御飯を柿の葉でくるんだ「柿の葉すし」は吉野地方の名物です。果実や葉はビタミン類やタンニンが豊富で、中国では漢方薬、日本では民間薬として古くから利用されてきました。カキはカキ科カキ属の落葉高木で、原産地は中国北部ですが、奈良時代に日本に渡来した非常に古い果物です。山柿(野生種)と栽培柿とがあり、栽培柿の多くは雌花だけの単為結実性品種です。甘柿は鎌倉時代に日本で改良されたもので、富有や、次郎、御所、禅寺丸、西村早生などの品種があります。渋柿には平核無、蜂屋、西条、愛宕などの品種があります。渋柿の正体は果実細胞中に存在するタンニン(ポリフェノール)で、これが渋柿では可溶性のため渋く、甘柿では不溶性のため甘く感じます。柿渋は和傘の油紙に使われており、布や紙の補強剤として古くから利用されてきました。