果物のチカラ

イチジクのチカラ!

2015_08_02イチジクは、クワ科イチジク属です。原産地はアラビア南部で不老長寿の果物とも呼ばれていました。イチジクは漢字では「無花果」と書くため花が咲かないように思われますが、実の中に小さな花をつけます。しかし、外側からは花が見えないため「無花果」と書かれるようになったと言われています。
イチジクの語源には色々な説がありますが、毎日1つずつ熟すので「一熟」から変化した、という説が有名です。

イチジクは、古代エジプトの壁画に描かれているように、非常に歴史が古い果実です。旧約聖書にも幾度となく登場しており、少なくとも6000年前には既に栽培が始まっていたと考えられています。その後ヨーロッパからペルシャ、中国へと伝わり、日本へは江戸時代に中国から長崎に運ばれました。

イチジクには、水溶性の食物繊維である「ペクチン」が多く含まれています。また、カリウム、カルシウム、鉄分といったミネラル、ビタミンB6など、様々な栄養が含まれています。
フィシンという分解酵素や、アントシアニン、植物性エストロゲンといった貴重な成分も多数含まれていて、大変有用な果実であると言えます。