身近な病気

LOH症候群とは?

2017_05_1LOH症候群とは、テストステロンという男性ホルモンの低下によって起こる症状で、LOHは日本語では「加齢に伴う男性ホルモンの低下」という意味になります。LOH症候群は、40歳~60歳代に発症することが多いといわれています。女性の更年期障害は閉経が境目となりますが、LOHの場合は明確なものがないため自覚しにくく、「年のせい」とされ発見が遅れる場合があるので注意が必要です。

患者数は、自覚していない方も含めて推定600万人と言われています。

LOH症候群の症状

男性ホルモンは、男性の場合は脳から送られる指令を受け、主に精巣でつくられます。男性ホルモンは様々な体内活動に関わっています。

「強靭な筋肉や骨を作る」
「筋肉を増やして脂肪を減らす抗肥満作用」
「判断力・記憶力」
「性機能」

など

そのため、そのたLOHになると、「メタボリックシンドローム」「筋力の低下」「慢性疲労」「骨粗鬆症」「頻尿」「うつ病」「記憶力低下」「不眠症」「いらいら」「集中力の低下」「意欲の低下」「性欲の低下」など、様々な病気や症状を引き起こします。

LOH症候群は、症状が出ても原因不明の症状または「年のせい」とされることがあり見過ごされていることが多いといわれています。

女性の更年期障害とは違い、LOH症候群は一定の年齢になっても自然におさまることはほとんどなく、放置すると高齢になっても症状が継続しますので、症状に思い当たる節がある方は、早く専門医による診察を受けることをお勧めします。

LOH症候群の予防

LOH症候群の原因はもちろん「加齢」ですが、それ以外にも原因はあります。特に問題なのは「ストレス」です。
ストレスが加わるとストレスホルモンが分泌され男性ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。
また、男性ホルモンが低下すると脳のストレス耐性が低下するため、「ストレス」→「男性ホルモン低下」→「ストレス耐性低下」→「ストレス」→「男性ホルモン低下」という悪循環に陥ってしまいます。

LOH症候群の予防としては、

「ストレス発散」
「適度な運動」
「会話を増やし脳を使う」
「含硫アミノ酸(タマネギなどに含まれる)を摂取する」

などがよいと言われています。

上手く生活に取り入れてみてください。